
一般的なソファの中でも、背もたれが高く作られているタイプのソファを「ハイバックソファ」といいます。
通常のソファは背もたれ80cmくらいの高さが一般的ですが、ハイバックソファになると90cm〜100cmくらいまで高くなるため、首や頭まで支えてほしいという方にはピッタリです。
首まで支えてくれるなら、ハイバックソファの方がいいのでは?
と思われる方もいるかもしれませんが、ハイバックソファには背もたれが高い分、欠点もあります。
そこで今回は、ハイバックソファってどうなの?
と迷われている方のために、ハイバックソファのメリットやデメリットを紹介していきます。
ハイバックソファ選ぶメリットとは?
ハイバックソファのメリットは、大きく2つあります。
1つ目は「頭や首が疲れないこと」です。
一般的なソファでは、肩の少し上くらいの位置に背もたれの上部がきます。
そのため、首や頭はソファにもたれることができず、結局自分の体で頭や首を支えることになります。
長時間ソファに座っていると、首に疲労がたまってしまうのは、そのせいです。
その点ハイバックソファは、頭や首まできちんと支えてくれるので、頭の重みをすべてソファに預けることができ、十分にリラックスできます。
ハイバックチェアの2つ目のメリットは「部屋の間仕切り代わりになる」ことです。
ハイバックチェアは背もたれの上部までの高さが90cm〜100cmほどありますから、間仕切り代わりとして空間を仕切ることもできます。
ダイニングとリビングが一つの空間になっている場合など、ハイバックソファを置くだけで空間が2つにわかれます。
あまり広くないアパートやマンションの間仕切りに使うなら、ハイバックソファは優秀です。
間仕切りにも使おうと考えるなら、後ろ姿も美しいデザインのハイバックソファを選ぶといいですよ。
ハイバックソファのデメリットとは?
ハイバックソファの2つのメリットをご紹介しましたが、反対にデメリットについてもご紹介していきましょう。
ハイバックソファのデメリットは、「疲れやすいデザインのものがある」ことと「圧迫感がある」ことの2つです。
先ほど、頭や首まで支えてくれるので疲れないと書いておいて、なんで?
と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、ハイバックソファのデザインによっては、ハイバックであるせいで姿勢が崩せず、かえって疲れるものもあります。
特に背もたれがクッションになっていないタイプのものは、疲れやすいので要注意です。
もう一方のデメリットは「圧迫感がある」ことですが、先ほど紹介したように間仕切りで使えるほどですから、ハイバックソファは圧迫感があって当たり前です。
使いようによってはメリットになるポイントですが、部屋をすっきり見せたい、なるべく広く見せたいという方には、部屋が狭くみえてしまうハイバックソファは不向きです。
ハイバックソファを選ぶなら、快適さと部屋の雰囲気のどちらを重視するのか、よく考える必要があります。