温かみがあって、やさしい印象を与えてくれる布地のソファは、ナチュラル系インテリアや北欧系インテリアとの相性がバツグンで女性から人気です。
布地のソファは汚れやすいという欠点はありますが、替えカバーのあるソファも多いので、替えカバーさえあれば安心——そう思って、布地ソファの購入を検討される方も少なくないのでは。
替えカバーがあるから大丈夫だと思って布地ソファを検討される方、ちょっと待ってください。
実はあまり知られていませんが、カバーリングソファって汚れやすさ以外にも欠点ってあるんです。あまりショップでは教えてもらえませんが、「こんなはずじゃなかった!」と後悔してからでは遅すぎますよね。
そこで今回は、トワノス編集部が、ショップでは教えてもらえないカバーリングソファの欠点についてお話ししていきたいと思います。
カバーリングソファ購入後に起こりがちなトラブル3つ
繰り返される洗濯や乾燥機の使用で入らなくなる!
カバーが自宅で洗えるからと安心していてはいけません。
カバーの生地によっては、生地の縮みが激しく、洗濯を繰り返すうちに生地が縮んでソファに入らなくなったというケースもあります。
特に乾燥機を使うと縮みやすい生地もあるので、購入前に生地の素材やその取り扱い方法を確認し、購入後は生地が縮まないような工夫をしましょう。
ほとんどの替えカバーやソファカバーが、自宅での洗濯ができるようになっていますが、ごく稀にドライクリーニング専用の表示がある替えカバーもありますので、その点も要注意です。
突然の製造中止でカバーが手に入らない!
海外での製造されるソファに多いのですが、突然の製造中止で替えカバーが買えなくなることがあります。
同様のことは国内でも起こっていて、あまり売れ行きのよくなかったソファは廃盤となるため、購入後しばらくして替えカバーを注文しようと思った時には、ソファごとなくなっていたということもあります。
ソファの廃盤や製造中止によって替えカバーが購入できないという事態を防ぐには、ソファ購入と同時に複数購入しておくことが大事です。
使用中の破れなどは保証外のことも!
あまりショップでは言われませんが、替えカバーの修理は対象外の場合があります。
例えば、納品されてすぐにファスナーが壊れたとか、破れ、ほつれがあったという明らかな不良品の場合は返品交換が可能ですが、ソファほど値段が高くない替えカバーは、消耗品のような扱いが基本です。
使用しているうちに破れた、ほつれた場合は、修理ではなく新しいカバーを購入してくださいと促されることも少なくありません。
ショップやソファメーカーによって対応が異なるため一概には言えませんが、修理できると思っていたらできなかった!というトラブルを避けるためにも、一度購入前に確認しておきましょう。