家の中に収納が少ない方やできるだけ余分なものを置きたくないと思っている方の間で密かに人気なのが、収納付きソファです。
本来の「座る」「くつろぐ」という目的とは異なりますが、無駄なスペースをフル活用でき、ゴチャゴチャしがちな部屋をスッキリさせられることが人気の理由のよう。
収納付きソファにはどんな種類がある?
収納ソファのタイプは、大きく分けて4つあります。
引き出しタイプに、跳ね上げタイプ、座面下収納タイプ、肘掛け下収納タイプです。
ソファを置く場所や収納したいもの、ソファの周りでどのような生活をするのかによって、選ぶべきタイプは異なります。
一体どのような収納付きソファを選んだらよいのか、これから順に説明していきますね。
1)引き出しタイプ
ソファの座面下に引き出しがあり、その中に収納できるタイプです。
引き出しの数は2〜3つで、引き出し自体には高さがないため細かな日用品や衣類などが収納できます。
ただ、引き出しを開けるスペースが必要なので、出し入れする度に机を動かさないといけないなど、何かと不便な面もあります。
2)跳ね上げタイプ
跳ね上げタイプの収納は、座面下が全て収納になっているタイプです。
重い座面もガスシリンダーの力を使って持ち上げるので、力のない女性でも片手であげられます。
収納力も抜群で、オフシーズンのラグや大きめの日用品、本棚にしまいきれない本などもまとめて入れられます。
ただ、跳ね上げタイプの収納は湿気がこもりやすいので、普段は除湿剤を置いておき、梅雨時期は週1回のペースで空気の入れ替えをする必要があります。
座面がすべて持ち上がるので、出し入れは誰も座っていない時に限られるのが欠点です。
3)座面下収納タイプ
座面下収納タイプは、座面クッションの下が収納になっているタイプです。
クッションをずらして出し入れを行うタイプなので、大きめのものが入れられる代わりに人が座っているときには出し入れが不便。
収納が深い場合は、大きめの日用品や使っていない子どものおもちゃなども入れられますが、この収納タイプだと構造上、肝心な座り心地がイマイチになる可能性大です。
4)肘掛け下収納タイプ
収納付きソファの中でも珍しいのが、肘掛け下に収納があるものです。
肘掛け部分が収納になっているので、本や雑誌といった、ソファでのくつろぎタイムに必要なものくらいしか入れられないのが唯一の欠点です。
しかし、ソファに人が座っていても出し入れができますし、湿気がこもる心配もありません。
マガジンラックや小物入れを置かずにスッキリさせたいと思うなら、このタイプが一番おすすめです。
コンパクト収納でOKな人向けの北欧ソファとは?
いろいろな収納付きソファがありますが、コンパクト収納で十分だという人には、有名インテリアショップ【「カーサカーサ(CASACASA)」の収納付きソファ『ベロニカ』が優秀です。
2人掛け、1人掛け、オットマンの構成でできているソファで、部屋の間取りやライフスタイルに合わせて自由にスタイルを組み合わせられるのが特徴的。
収納は肘掛け下にありますが、深めに作られているので大型ファッション誌も余裕で入れられます。
リモコンや雑誌、本、新聞などをまとめて収納でき、使いたいと思ったときにサッと取り出せます。
収納の蓋を兼ねているサイドテーブルは、飲み物をちょっと置きたい時にも便利ですし、出し入れを人に見られても恥ずかしくありません。
自分のライフスタイルに合った収納タイプはわかりましたか?
ソファの収納力ももちろん大切ですが、それだけではなくデザインや品質などもきちんと確認しておくのが失敗しないソファ選びのポイントです。
自分の求めるピッタリなソファに出会えるといいですね。